オーガニック認証といっても、いろいろあるようです
2018年 02月 23日
先日、オーガニックコスメのセミナーに
行って来ました。
一言でオーガニックといっても
いろいろあるのですね。
まず、ナチュラルコスメと
オーガニックコスメの違い。
●ナチュラルコスメとは、
植物由来、天然由来のものを使用
●オーガニックコスメとは、
上記の植物がオーガニックであること
オーガニックといえば、
その認証機関のマークが有名です。
例えば、エコサート(フランス)、
Natrue(EU)、USDA(アメリカ)、
ACO(オーストラリア)、BDIH(ドイツ)
・・・など、世界にオーガニック認証機関
がありますが、認証基準は統一されて
いないそうです。
特に驚いたのが、石油系合成物質も
一部OKとしているオーガニック認証機関
があるということ。
●石油系合成物質も一部OKなオーガニック認証機関
・コスモス(BDIH、エコサートなどヨーロッパの認証5団体が作った統一団体)
・Natrue(EU)、ACO(オーストラリア)
●石油系合成物質はNGのオーガニック認証機関
・demeter(ドイツ)
・USDA(アメリカ)
・JOCA(日本)
BDIH、エコサートなどヨーロッパの
認証5団体が作ったオーガニック統一認証
団体「コスモス」は石油系合成物質
一部OKで、特に合成防腐剤の安息香酸や
一部の合成界面活性剤も認証基準として
認められている、ということを聞き、
思わず耳を疑いました。
ちなみに安息香酸などは旧指定成分です。
旧指定成分とは、薬事法(現薬器法)で
「アレルギーなど皮膚障害を起こす恐れの
ある物質」として表示するよう指定された
成分。
そんなものにオーガニック認証のマークが
付いているとは・・・
なかなか頭が混乱する話でした。
やはり自分で選んだ材料で手作りするのが
一番安心かもしれません。
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