紫根は石鹸、化粧水、美容オイルなどに
取り込んで、肌トラブルや美容効果を
期待している方が多くいますね。
紫根を化粧水にして
見た目年齢を若返らせたという
「紫根化粧水」。
たしか2010年頃、TVで放映されて
とても話題になりました。
その時の作り方はこんな感じ。
漢方薬局の方にお聞きしました。
●紫根化粧水
強火で沸騰させ、
その後、約15分弱火で煮込む。
2)茶漉しやガーゼなどで濾し
冷まして、密閉容器に移して
出来上がり。
※冷蔵庫などで低温保存し、
早めに使います。
※紫根を煎じる時は
ガラスやホーローの鍋を
使用してください。
(鉄鍋や銅製の鍋は使用しない)
--------------------------
出来上がった紫根化粧水を
コットンや手のひらに取り
パッティングします。
試してみると肌が滑らかになり、
肌がすべすべ、いい使い心地です。
使い続けると美肌になりそうです

でも匂いが少しきつい・・・
と感じたのが正直なところ

半分くらいまで使ったのですが
匂いに我慢できず、残った
化粧水は精製水代わりにして
石けんに使いました。
紫根を使って石鹸を作る時は
浸出油にして作るのが一般的で
オイルの有効成分を取り込めると
言われていますが、精製水の
代わりに紫根化粧水を使っても
滑らかな紫根石鹸ができました。
洗い心地がとってもいい!
あの匂いもなくなりました。
ただ、ムラサキ色ではなく
ハーブティーのような茶色の石鹸に
なりますのでご注意くださいね。
石けんをムラサキ色にしたい時は
浸出油で仕込みます。
--------------------------
●紫根のムラサキの石けん
【材料】
苛性ソーダ・・・66g
【作り方】
1)石けんの基本の作り方にそって、石けんを仕込む。
2)4週間熟成させて出来上がり。
--------------------------
作っていて何より楽しいのが
苛性ソーダ水をオイルに
ゆっくりと入れる時に
見れる色の変化。
綺麗な赤色から徐々にえんじ色になり
紫に向かっていくかと思ったら
青色に変わります。
その後型入れ時には灰色に
型から出し、空気に触れると
紫色に変わります。
楽しいですね!
●色の変化:赤→青→灰→紫