石けんを作る時によく使うパームオイル。
このオイルは熱帯・亜熱帯地方の植物アブラヤシの果肉から採れます。
このアブラヤシの種子から採取されるオイルはパームカーネルオイル。
パーム核オイルやパーム核油とも
同じ植物から採取されるけれど
名前が違います。
これは、アブラヤシの木

アブラヤシの実

ちなみにココナッツオイルは
「アブラヤシ」ではなく、「ココヤシ」から採れます。
ココナッツの木
ココナッツの実
どれも「ヤシ」が付くのでちょっと
ややこしいですね。
パームオイルは
溶け崩れをおさえるために石けんに配合しますが
パームカーネルオイルは
泡立ちを良くするために配合します。
性質はココナッツオイルと
よく似ているオイルなのです。
ココナッツオイルより
保湿力のあるオレイン酸を多く含んでいるので
やや、やさしい使い心地。
ココナッツオイルの代わりに
パームカーネルオイルを配合しても
また違った使い心地になりますね。