「マルセイユ石けんオイルミックス」 “ピュアオリーブ版” と “エコノミー版” の違い
2026年 03月 03日
手作り石けんといえば、やっぱりマルセイユ石けんオイルミックス。
オリーブオイルを72%配合する、シンプルなレシピです。
でも実は、同じ72%でも使うオイルの種類で仕上がりが変わります。
ピュアオリーブオイルで作ると、
けん化、いわゆるトレースがゆっくり進みます。
全体的にやわらかめで、穏やかな雰囲気の石けんになります。
一方、ポマスオリーブオイル。
こちらは型入れまでが比較的スムーズ。
ほどよく硬さも出やすいのが特徴です。
オリーブが72%という高配合だからこそ、
この違いがわりとはっきり出ます。
72%ともなると、オイルの性格がそのまま石けんの性格になる、という感じです。
ざっくり言うと、
ポマスはコスパもタイパもよく、やや硬め。
ピュアは少しリッチで、手間ひまかけてなめらかに仕上がる。
どちらが正解というより、
どんな石けんにしたいか、で選ぶのがよさそうです。
時間がないときはポマス。
ゆっくり向き合えるときはピュア。
そんなふうに選ぶのも、石けん作りの楽しみのひとつです。
ピュアとポマスのオリーブオイルの違い
●ポマスオリーブオイル
オリーブの果肉を圧搾した後の搾りかすから、溶剤で抽出されたオイルです。
・パルミチン酸などの飽和脂肪酸がやや多め
・石けんになると硬くなりやすい
・トレースが出やすい傾向
そのため、型出しも比較的早く、しっかりした仕上がりになります。
●ピュアオリーブオイル
精製オイルとバージンオイルをブレンドしたもの。
・主成分はオレイン酸
・飽和脂肪酸は比較的少なめ
・けん化がゆるやかで固まりにくい
反応がゆっくりな分、
きめが細かく、なめらかでしっとりした石けんになりやすいです。
それぞれに良さがあります。
その日の気分や予定と相談しながら、選んでみるのもいいですね。


